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  • 発表日:2003/10/23
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「サイバーパンク2077」の大型DLCに対応した「GeForce 537.42 Driver」がリリース
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印刷2023/09/22 20:17

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「サイバーパンク2077」の大型DLCに対応した「GeForce 537.42 Driver」がリリース

 米国時間2023年9月21日,NVIDIAは,公式最新版グラフィックスドライバ「GeForce 537.42 Driver」をリリースした。WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版となる本バージョンは,9月26日のリリースを予定する「サイバーパンク2077」の大型拡張パック「仮初めの自由」に対応したドライバとなる。

サイバーパンク2077の大型拡張パックとなる仮初めの自由
画像集 No.001のサムネイル画像 / 「サイバーパンク2077」の大型DLCに対応した「GeForce 537.42 Driver」がリリース

 仮初めの自由は,NVIDIA独自の超解像技術の最新版である「DLSS 3.5」に対応するのが見どころの1つだ。詳しくは解説記事を参考にしてほしいが,DLSS 3.5は,「Ray Reconstruction」という技術によって,レイトレーシングに対応したゲームの性能向上と高画質化を実現する。

 NVIDIAによると,「GeForce RTX 40」シリーズを搭載したPCにおいて,DLSS 3.5を有効化して4K解像度でプレイすると,フレームレートが最大4.9倍に向上するという。また,ミドルクラス市場向けの「GeForce RTX 4070」を搭載したPCにおいても,解像度2560×1440ドットでのゲームプレイ時にフレームレートが60fpsを超えると,DLSS 3.5の効果をアピールする。

画質設定は,ハイエンドPC向けの「Ray Tracing:Overdrive」を利用している。DLSS 3.5を有効化すると実用的なフレームレートとなる
画像集 No.002のサムネイル画像 / 「サイバーパンク2077」の大型DLCに対応した「GeForce 537.42 Driver」がリリース

 なお,DLSS 3.5のRay Reconstructionは,GeForce RTX 40シリーズだけでなく「GeForce RTX 30」シリーズなどTensor Coreを備えたGeForce RTXシリーズで利用できるので,幅広いGeForceユーザーにとって恩恵があるアップデートと言っていい。

DLSSの技術要素と対応するGPUの世代
画像集 No.003のサムネイル画像 / 「サイバーパンク2077」の大型DLCに対応した「GeForce 537.42 Driver」がリリース

 そのほか,GeForce 537.42 Driverでは,新作対戦アクション「Party Animals」や「Warhaven」,新作FPS「Witchfire」への対応も行われている。
 Party Animalsは「DLSS 2」に対応,WarhavenとWitchfireは「DLSS 3」に対応しており,GeForce RTXユーザーは,高解像度かつ高フレームレートでゲームをプレイできると謳う。また,3タイトルともNVIDIA独自の遅延低減技術「Reflex」を利用できるという。

 ドライバのアップデートは自己責任となる点を理解してもらったうえで,すぐにでも入手したい人は,以下に示したリンクかGeForce Experienceを利用してほしい。

→Windows 11・64bit版Windows 10用GeForce 537.42 Driver(644.41 MB)
https://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/211756/jp
→ノートPC向けのWindows 11・64bit版Windows 10用GeForce 537.42 Driver(644.41 MB)
https://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/211816/jp

##以下,NVIDIAによる公式紹介記事および英文リリースノート(リンク先はPDF)まとめ##

●GeForce 537.42 Driverの対応製品
  • デスクトップPC向けGeForce RTX 40シリーズ
  • デスクトップPC向けGeForce RTX 30シリーズ
  • デスクトップPC向けGeForce RTX 20シリーズ
  • デスクトップPC向けGeForce GTX 16シリーズ
  • デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
  • NVIDIA TITAN RTX
  • NVIDIA TITAN V
  • NVIDIA TITAN Xp
  • NVIDIA TITAN Xシリーズ
  • デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
  • デスクトップPC向けGeForce GTX TITAN X
  • デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜700シリーズ
  • ノートPC向けGeForce RTX 40シリーズ
  • ノートPC向けGeForce RTX 30シリーズ
  • ノートPC向けGeForce RTX 20シリーズ
  • ノートPC向けGeForce GTX 16シリーズ
  • ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
  • ノートPC向けGeForce 900M〜800Mシリーズ
  • ノートPC向けGeForce MX 500シリーズ
  • ノートPC向けGeForce MX 400シリーズ
  • ノートPC向けGeForce MX 300シリーズ
  • ノートPC向けGeForce MX 200〜110シリーズ

●GeForce 537.42 Driverが統合するソフト
  • GeForce Experience:3.27.0.112
  • HD Audio Driver:1.3.40.14
  • PhysX System Software:9.21.0713
  • NVIDIA RTX Desktop Manager:記載なし
  • CUDA:12.2
  • NVIDIA Control Panel(DCH):8.1.964.0

●GeForce 537.42 Driverの新要素
  • 「サイバーパンク2077」拡張パック「仮初めの自由」に対応
  • 「Party Animals」「Warhaven」「Witchfire」に対応

●GeForce 537.42 Driverで解決した問題
  • リアルタイム3Dレンダラー「Octane Render」においてIntersection Shaderの性能が低下することのあった問題
  • Octane RenderにおいてTLASをnumKeyes=2で使用したときにモーションキーが破損することのあった問題

●GeForce 537.42 Driverにおける既知の不具合
  • Maxwell世代のGPUにおいて,「Halo Infinite」の描画性能が大幅に低下することがある
  • 本ドライバでメモリ使用量が大きいクリエイター向けアプリの安定性に関する問題を修正したが,その修正の影響でポストプロダクションアプリ「DaVinci Resolve」の性能低下が確認されている。この問題は今後のドライバで対応する予定とのこと

  • 関連タイトル:

    GeForce Driver

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