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【PR】テストしてきた4Gamerだから分かる,「Logicool Gのお勧めゲームデバイス2017冬」。最新技術の解説を添えて
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印刷2017/12/16 12:00

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【PR】テストしてきた4Gamerだから分かる,「Logicool Gのお勧めゲームデバイス2017冬」。最新技術の解説を添えて

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 ここ数年,ロジクール(日本以外ではLogitech International)のゲーマー向け製品ブランド「Logicool G」(日本以外では「Logitech G」)は乗りに乗っている。わずか2年ほどの間に,「Romer-G」(ローマ―G)に始まり,「Pro-G」(プロG),「LIGHTSPEED」(ライトスピード),「POWERPLAY」(パワープレイ),そして「HERO」(ヒーロー)といった具合に次々に独自要素を世に放ち,しかもこれらすべてがゲーマー向けデバイスの完成度を一段(以上)上へ引き上げるという,すさまじい状況だ。

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 ただ,あまりにも各技術の新規性が高く,かつ製品の選択肢も豊富であるため,どれを選んだらいいか分からないという人も多いだろう。いきなりキーワードばかりが並んで引き気味という人もいるかもしれないので,まずは技術キーワードを理解するための,簡単な説明を以下のとおり行っておきたい。

  • Romer-G:ロジクールと日本のオムロン スイッチアンドデバイスが共同で開発した,オリジナルメカニカルスイッチ。方向性はゲーマー向けキーボードで定番の「Cherry MX Red」(=Cherry赤軸)に近いが,ストローク(stroke,総押し込み距離)とアクチュエーションポイント(actuation point,キースイッチの入力が入る距離)が短くなっているため,キー入力は一般的なゲーマー向けキーボードより浅くて済み,いきおい,速く入力できる(関連記事
  • Pro-G:ロジクール独自開発のヘッドセット用スピーカー(※正確には「スピーカードライバー」だが,スピーカーという理解でいい)。低域から高域までバランスよく出力でき,かつ,音の歪みも少ないのが特徴とされ,実際,ソースの音を忠実に再生できることを4Gamerでは確認できている(関連記事
  • LIGHTSPEED:スマートフォンやワイヤレスヘッドフォンなど,ほかのワイヤレスデバイスが多数あるような環境でも安定して高速に通信できるワイヤレス技術。ロジクールは「ワイヤードマウスより速い」としているのだが,4Gamerでは検証によりその主張が正しいことを確認済みだ(関連記事)。導入当初は名前がなく,後から付けられた名称なので,4Gamerの過去記事だとLIGHTSPEEDとは呼んでいないこともある
  • POWERPLAY:ワイヤレスマウスを充電から解放する技術。マウスパッドの下に,ワイヤレス充電機能付き台座を敷くことで,対応マウスにおいて充電作業を不要にする(関連記事
  • HERO:ゲーマー向けマウスのセンサー最大手として知られるPixArt Imaging(ピックスアートイメージング,以下 PixArt)。ロジクールを始めとする大手メーカーは同社のセンサー,もしくはそのカスタマイズモデルを採用するのが通例だったが,そんな「PixArt Imaging一強」体制に挑む,独自開発の光学センサーだ(関連記事)。その完成度が高いことはレビュー記事で確認済み

 幸いにして,いま紹介した技術キーワードに,見かけ倒しのものは1つもない。なのでこれらを押さえておくと,Logicool Gのゲームデバイス選びはぐっと楽になるはずだ。
 ただ,もうちょっと楽をしたいという人もいるだろう。今回は,テーマ別に3パターン(+α)をチョイスしてみたので,迷ったらこの3パターンを軸に購入検討してみてほしい。

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※以下,「実勢価格」とあるものは2017年12月16日時点のものです。価格は変動しますので,注意してください。


オススメ1.LIGHTSPEEDワイヤレスコース


マウス:G703(実勢価格:9200〜1万2900円程度)
キーボード:G613(実勢価格:1万200〜1万7000円程度)
ヘッドセット:G533(実勢価格:1万2000〜1万5700円程度)

G703
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 すでに十分な実績があり,その速度性能や安定性が実証されているLIGHTSPEEDワイヤレス技術。それを十分に活かせるセットと言えるのが,「G703 LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse」(国内製品名:G703 LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング マウス,以下 G703)と「G613 LIGHTSPEED Wireless Mechanical Gaming Keyboard」(国内製品名:G613 ワイヤレス メカニカル キーボード,以下 G613),「G533 Wireless DTS 7.1 Surround Gaming Headset」(国内製品名:G533 ワイヤレス DTS 7.1 サラウンド ゲーミング ヘッドセット,以下 G533)の組み合わせだ。

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G613
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G533

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 G703は,俗に言う「IntelliMouse Explorer 3.0」(以下,IE3.0)クローンのマウスである。15年以上にわたって世界中のゲーマーから高い支持を集め続けてきた右手用形状のコンセプトを採用しつつ,最先端のワイヤレス技術,そして十分な評価の定まっているPixArt製光学センサー「PMW3366」,左右メインボタンの押下特性を向上させる金属製テンションシステムを組み合わせてある製品という理解でいいだろう。
 バッテリーは内蔵式。公称のバッテリー駆動時間はLEDイルミネーション利用時に24時間,非利用時に32時間となっている。

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IE3.0クローンマウスの持つ大きなメリットとして,持ち方をほぼ選ばないというのがある。ただ,気持ち大きめなので,手が極端に小さい人だと,慣れるまでは違和感があるかもしれない
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IE3.0クローンなので,左右メインボタンとセンタークリック機能付きスクロールホイールのほか,左サイド×2というボタン構成になる。追加で,スクロールホイール手前にもう1ボタンを搭載。標準だとDPI変更用だが,他のボタンともどもカスタマイズ可能だ

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本体右奥部のボタン群とスライドスイッチ
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ワイヤレス接続専用モデルということで,本体右側面には電源のオン/オフ用となるスライドスイッチがある。もっとも,そこはバッテリー駆動時間が約18か月のG613,基本的には電源はオンのままでいいだろう
 今回,G703と組み合わせるG613は,Logicool G初,そして大手ブランド製品としても世界初のゲーマー向けワイヤレスキーボードとなる。採用するワイヤレス技術はLIGHTSPEEDなので,電波の混線で入力が入らないとか,入力の反映が遅いとかいった心配はまずもって無用だ。

 本体公称サイズは478(W)×216(D)×33(H)mmで,フルキーボードとしてはやや横長だが,これはメインキーボード部の左に,任意の機能を設定できる追加キー「G-key」を1列6個搭載するため。メインキーボード部は日本語108キー配列をベースに,[Space]キーの行を若干カスタマイズした,ゲーマー向けキーボードでよくあるタイプとなっている。
 別途,[Windows]キーの有効/無効や,ゲーム中にマイク入力の有効/無効,サウンド出力音量などの切り換えを行うための追加ボタンやスライドスイッチも搭載する。

 バッテリーとして機能する単3型乾電池2個搭載時の公称重量は1460g。公称バッテリー駆動時間は最大18か月だ。

本体を手前側から。着脱不可のリストレスト(パームレスト)は,見てくれで邪魔に思えるかもしれない大きさだが,そういう人も,使ってみると打鍵のしやすさに気付くはず
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 最後にG533は,標準的な2.4GHz帯を使って通信するタイプのPC用ワイヤレス接続型ヘッドセットとなる。重量は実測約351gと,バッテリーパックを内蔵する割には軽いほうだ。

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G703およびG613と並べても違和感のない,落ち着いたルックスのG533。オーバーヘッド型で,エンクロージャは密閉型という,ゲーマー向けヘッドセットらしい仕様でもある
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Pro-Gドライバーの周囲を囲むイヤーパッドはやや粗めのメッシュ地。装着感は軽い。バッテリー駆動時間は最大約15時間と長いが,実際,長時間使い続けても重さが苦にはなりにくかった

搭載するスピーカードライバーはPro-G。写真は右耳用エンクロージャ部だが,スピーカードライバーが装着時に耳に正対するよう,角度が付けられているのが分かるだろう。これがDTS Headphone:X利用時の定位感(※音がどこから鳴っているか分かりやすい感じ)の向上につながっている
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 LIGHTSPEEDの採用が謳われていないため,速度性能が気になるかもしれないが,4Gamerの検証では,既存のワイヤレス接続型ヘッドセットと比べて遅延状況が優れていることを確認済み(関連記事)。もちろんPro-Gドライバー採用なので,得られるサウンドはとても素直である。
 バーチャルサラウンドサウンド機能として「DTS Headphone:X」を採用しているため,その出力設定を変更することにより,FPSで音の移動を追いたいというニーズにも,RPGやADVでゲームの音に包まれたいというニーズにも応えられる点も特筆しておきたい。

 ワイヤレス接続という帯域面の制限を抱えながら,マイク入力品質が破綻していないのも注目すべきところで,現状,最も万能なゲーマー向けワイヤレス接続型ヘッドセットの1つと言える。


プラスαも考えてみる


G703とPOWERPLAY。POWERPLAYに対応するマウスは現状,G703と「G903 LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse」(国内製品名:G903 LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング マウス)の2製品のみである
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 LIGHTSPEEDセットは,一度使うと戻れなくなる魅力がある。だが,予算が許すなら,さらに一段上のPOWERPLAYも考えてみたいところだ。
 POWERPLAYは一部のスマートフォンが対応するワイヤレス充電をゲーマー向けマウスにもたらすもので,「POWERPLAY Wireless Charging System」(国内製品名:POWERPLAY ワイヤレス 充電システム,以下 技術・製品ともにPOWERPLAYと呼ぶ)を購入してG703と組み合わせれば,以後,マウスの充電のことを考える必要は事実上なくなる。バッテリー残量警告が出たらケーブルをつないで充電という,面倒な作業から解放される「楽さ」は圧倒的なので,ぜひ一度試してみてほしい。

G603。形状はIE3.0クローンなので,G703の直接的な下位モデルという見方もできる
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 ただこのPOWERPLAY,実勢価格は1万8600円前後(※2017年12月16日現在)と,かなり高い。
 そうなると当然「バッテリー交換のことを気にしなくていいレベルのバッテリー駆動時間は欲しいけれど,そこまでの投資はできない」という人も出てくるだろう。その場合は,ゲームで使っても18か月という長いバッテリー駆動時間を期待できる「G603 LIGHTSPEED Wireless Gaming Mouse」(国内製品名:G603 LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング マウス,以下 G603)がある。
 G603なら,実勢価格は8600〜9500円程度(※2017年12月16日現在)で,公称のバッテリー駆動時間は最大で18か月。どんなにヘビーに使った場合でもバッテリー交換が1年以上不要というのは,面倒くさがりの人にとって大きな魅力と言えるだろう。
 こちらは単3型乾電池1〜2本で駆動するタイプのため,テールヘビー(※本体後方が重くなること)となり,マウスを頻繁に持ち上げながらFPSで使うような人には合わない可能性もあるのだが,それでも考慮に入れる価値はあるはずだ。

 またG603の場合,完全新作のHEROセンサーを利用できるので,新しいモノ好きの人も要検討である。

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オススメ2.プロ仕様のゲームデバイスが欲しい人向けのProコース


マウス:Pro Gaming Mouse(実勢価格:5500〜7900円程度)
キーボード:Pro Gaming Keyboard(実勢価格:1万600〜1万5800円程度)
ヘッドセット:G433(実勢価格:1万900〜1万5800円程度)

Pro Gaming Mouse
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 最新世代のLogicool G製ワイヤレスデバイスに性能面の不安はないが,それでも,ゲームを“e-Sports的”にプレイする観点で,やはりワイヤードのほうが落ち着くという人はいるだろう。
 そもそもワイヤレス対応モデルはコスト的に見合わないと考える人もいると思うが,そういう場合に検討したいのが,「Pro Gaming Mouse」(国内製品名:PROゲーミングマウス,型番:G-PPD-001)と,「Pro Mechanical Gaming Keyboard」(国内製品名:PROテンキーレスメカニカルゲーミングキーボード,型番:G-PPD-001,以下 Pro Gaming Keyboard),「G433 7.1 Wired Surround Gaming Headset」(G433 7.1 有線 サラウンド ゲーミング ヘッドセット,以下 G433)の組み合わせだ。

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Pro Gaming Keyboard
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G433

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 「Gxxx」という製品名を持たないProシリーズの2製品はいずれも,Logicool Gが,契約するプロゲーマーの要望を受けて開発した特別モデルだ。そのうち,Pro Gaming Mouseのほうは,当初エントリー市場向けに発売された「G100s Optical Mouse」をベースとして,実績ある光学センサーとしてのPMW3366,そしてG703などの上位モデルが採用する金属製ボタンテンションシステムを搭載した製品という位置づけになっている。

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 本体サイズは実測約62.9(W)×116.8(D)×38.2(H)mm,ケーブルを除いた実測重量は約83gと,文句なしに小型軽量。あまりにも小さいため,持ち方を選ぶのだけが玉に瑕(きず)だが,「かぶせ持ち」なら快適に,「つかみ持ち」ならちょっとした工夫で問題なく握れるので,小型で軽いため長時間振り回しても疲れにくく,それでいてハイエンドな性能のマウスが欲しいなら第1候補になる製品と言える。

ゲーマー向け10キーレス日本語キーボードとしてクセのない配列だ。大会やLANパーティーなどへ持っていくときにケーブルの根本がダメージを受けないよう,ケーブルを着脱できるのは,製品の立ち位置を考えると,「らしい」仕様である
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 一方のPro Gaming Keyboardは,クセのない,「清く正しい」ゲーマー向け10キーレスキーボードと紹介するのがいいのではないかと思う。日本語92キー配列をベースとしつつ,右[Alt]キーの代わりに[Fn]キーを配したレイアウトで,本体右奥には[Windows]キーの有効/無効,そしてLEDイルミネーションの有効/無効を切り換えるボタンを2個搭載するだけで,全体としてはいたってシンプルなルックスにまとまっている。

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搭載するキースイッチはもちろんRomer-G。先ほど紹介したG613とは異なり,バッテリーの心配がないことから,キーごとに異なる色を設定できるLEDイルミネーションを利用可能だ
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[Fn]+[F9〜F12]キーでいわゆるメディアプレイヤー操作,[Fn]+[Print Screen]キーで音声出力のミュート切り換え,[Fn]+[Scroll Lock]キーで音声出力音量下げ,[Fn]+[PAUSE]キーで音声出力音量上げの操作が可能だ。後3者はゲームでも利用できる

チルトスタンドにより,3段階に高さを変更した例
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 本体サイズは実測で360(W)×152(D)mm。底面のチルトスタンドは2段階の高さ調整が可能で,スタンドを立てない状態を含め,キーボードの角度を3段階から選択できる……というのは,ほかの製品であまり見ないギミックと言えるだろう。

 綺麗なLEDイルミネーションを利用できて,かつ10キーレスゆえにキーボードの右側でマウス用のスペースを広く取れるRomer-Gキーボード。これがPro Gaming Keyboardの魅力とまとめられる。

ケーブルをつなぎ換えることで,PC以外のプラットフォームにも対応する
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 最後にG433は,アナログおよびUSB接続対応のワイヤードヘッドセットだ。アナログ接続用に複数のケーブルが付属しており,アナログ接続時はPlayStation 4やNintendo Switchなどといったゲーム機,スマートフォンなどでも利用可能。アナログケーブルを付属のUSBサウンドデバイスとつなぐことで,USB接続型ヘッドセットとしても利用できる。

Sports-Mesh素材によるエンクロージャがとてもユニーク。イヤーパッドとヘッドバンド部のクッションにも同じ素材が採用されている
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 デザイン面では,耳を覆うエンクロージャ部に,速乾性が高く,水分が染みになりにくいとされる「Sports-Mesh」(スポーツメッシュ)素材を採用している点と,さらに本体カラーが「Triple Black」(トリプルブラック)と「Fire Red」(ファイアレッド),「Royal Blue」(ロイヤルブルー)の3色展開となっているため,選ぶ色次第では見る人にかなりのインパクトを与えられる点が大きな特徴と言えるだろう。

Fire Red(左)とRoyal Blue(右)
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付属する2種類のイヤーパッド。左がSports-Mesh,右がマイクロファイバーだ
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 また,耳に触れるイヤーパッドは,エンクロージャと同じSports-Meshタイプとマイクロファイバータイプが標準で付属。両者は簡単に交換できるので,肌触りや音の違い――レビュー記事が触れているとおり,音もそこそこ異なる――で,好きなほうを組み合わせるといい。

 音の話が出たので続けると,Pro-Gドライバーの採用や,DTS Headphone:Xの対応といった部分はG533と同じ。ゲーム用途で気になるUSB接続時の遅延は,小さいことを4Gamerで確認済みなので(関連記事),その点も心配は無用だ。
 着脱式のブームマイクは,USB接続時に常時有効のノイズリダクション機能が非常に強力であり,とてもクリアな音が得られるのも魅力。総じて,非常に優等生的なヘッドセットである。

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オススメ3.本物を低コストで揃えたい人向けのProdigyコース


マウス:G403(実勢価格:6000〜6900円程度)
キーボード:G413(実勢価格:11500〜1万3200円程度)
ヘッドセット:G233(実勢価格:9400〜1万1300円程度)

G403
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 「これからPCゲームを本格的に始める。可能な限り安価には抑えたいが,ゲームでは満足したい。安物買いの銭失いだけは避けたい」というときに検討したいのが,「G403 Prodigy Gaming Mouse」(国内製品名:G403ゲーミングマウス,以下 G403)と「G413 Mechanical Gaming Keyboard」(国内製品名:G413 メカニカル ゲーミング キーボード,以下 G413),「G233 Prodigy Wired Gaming Headset」(国内製品名:G233 有線 ゲーミングヘッドセット,以下 G233)の組み合わせだ。

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G413
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G233

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 G403は,端的に述べると,G703をワイヤード接続専用にした製品である。IE3.0クローン形状を採用するその外観や,定評あるPMW3366センサーを搭載する点など,基本仕様は完全に同じ。バッテリーを搭載しないため,ケーブル抜きの実測重量が約85gとかなりの軽量になっているのが,ワイヤード化に伴う最大の変更点と言えるかもしれない。
 ロジクールは,G403の製品名に入る「Prodigy」(プロディジ―)に「シンプルな使い勝手を提供する製品」という意味を込めている(関連記事)。その意味でG403は,ピュアに現代のIE3.0的使い勝手を提供するマウスと言っていいだろう。

 次にG413は,Romer-Gキーボードとして初めて,筐体からキーが浮いた,いわゆるフローティングデザインを採用したモデルとなっている。国内ラインナップは製品型番「G413CB」となる「Carbon」と,同「G413rSV」である「Silver」の2モデル。後者が事実上のAmazon.co.jp限定モデルで,逆にAmazon.co.jpでは前者の取り扱いがないという点はとてもユニークだ。

カーボンブラックのG413CB(左)と,シルバーのG413rSV(右)。キースイッチ部に搭載するLEDイルミネーションの色も前者は赤,後者は白と異なっている
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追加のキーやボタンはないので,クセのないキーボードと紹介することができる。それだけに面白いのは,本体にUSB 2.0 Type-Aポートを1つ引き回せる仕様になっており,PCとの接続端子も2系統になっているところだ
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キーは台座から浮くタイプだ
 デザインはとてもシンプルで,日本語108キー配列をベースとしつつ,右[Alt]の代わりに[Fn]キーを配し,これと一部ファンクションキーの組み合わせによって,[Windows]キーの有効/無効切り替えや,サウンド調整系のショートカットなどを実現するという,ゲーマー向けキーボードで一般的な配列を採用している。

 剛性の高いアルミ合金製天板にキースイッチが取り付けられているというその仕様上,キースイッチの打鍵感はとてもしっかりしている。一方で,机に置いたとき,キートップがかなり高い位置に来るため,人によってはリストレスト(パームレスト)が必要になるかもしれない。いずれにせよ,シンプルでしっかりした打鍵感のキーボードが欲しいなら選ぶ価値のある製品だ。

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 最後にG233だが,こちらは,G433をアナログ接続専用として,かつ,エンクロージャ部外装のSports-Meshを省略し,Logicool Gのブランドカラーである「黒+明るい青」でまとめたモデルだ。
 Sports-Meshとマイクロファイバー,2種類のイヤーパッドを交換できる点や,Pro-Gドライバーを採用するオーバーヘッド&密閉型仕様である点,PC以外にゲーム機やスマートフォンとも接続できる,充実の付属ケーブルといった基本仕様に違いはないので,見た目と,DTS Headphone:X対応のUSBサウンドデバイス付属か否か,そして価格でG433とG233のどちらを選ぶかは決めてしまって大丈夫だ。

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どれを選んでも外れのない,現行のLogicool Gラインナップ


 半ば繰り返しになるが,Logicool Gの現行製品ラインナップには「外れ」の製品が1つもない。もちろん,形状が異なれば多かれ少なかれ向き不向きも出てくるので,できれば店頭で実機を触るなどして確認が必要になったりもするのだが,迷ったら,今回紹介したセットをぜひ選んでみてほしい。

 もちろん,記事の構成上,組み合わせて紹介しているが,自分で考えるという人なら,手元の環境や予算の都合に合わせて一部の組み合わせを変更しても問題ない。後悔しないゲームデバイスとして,2017年のLogicool Gは本当にお勧めできるのだ。

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    Logitech G/Logicool G

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