［TGS 2010］斎藤千和さん，田中理恵さんも出演した「ファンタシースターポータブル2 インフィニティ ラジオ」公開録音の模様をお届け

　東京ゲームショウ2010の一般公開日初日である9月18日（土），セガブースでは，現在ネットで好評配信中のラジオ番組「ファンタシースターポータブル2 インフィニティ ラジオ」の公開録音が行われた（関連記事）。

　ここではメインパーソナリティの能登有沙さん，そして同じくメインパーソナリティであり，PSP用ソフト「ファンタシースターポータブル2 インフィニティ」（以下，PSP2 インフィニティ）のプロデューサーでもある酒井智史氏が登場した。さらにゲストとして，エミリア・パーシバル役の斎藤千和さんと，カレン・エラ役の田中理恵さんも出演し，トークやゲームプレイなどで会場を盛り上げた。

左から，能登有沙さん，酒井智史氏さん

斎藤千和さん

田中理恵さん

　ステージで最初に行われたのは，「インフィニティラジオ スペシャルトーク」だ。これはリスナーからの質問に対し，ゲスト陣がそれに答えていきながらトークを展開するというコーナーである。

　最初は「インフィニティでは，リトルウィンググランプリは開かないのですか？」というお便り。それに対し，酒井氏は「やりたいんですけど，現状はまだ未定ですね」とコメント。ただリトルウィンググランプリは「ファンタシースターポータブル」を代表する大会なだけに，そして酒井氏自身が「やりたい」と言っているだけに，開催の可能性はそれなりに高いと思われる。
　続いてのお便りは「新キャラのワイナールを演じる三木眞一郎さんは，“狙い撃つ”の人で有名ですよね。能登さんは三木さんにどこを狙い撃たれたいですか?」といった内容だ。それ対して能登さんは「私ワイナールが大好きなので，やっぱり私のハートを狙い撃ってほしいです！」と，高めのテンションで答えていた。

　斎藤さんに対するお便りは「新キャラのナギサとエミリアでは，どっちが可愛いと思いますか？」というもの。斎藤さんは「ナギサって言いたいんですけど……ここはエミリアで。やっぱナギサはカッコイイんですよ。ですので，“可愛い”ということであればエミリアですね」とコメント。
　田中さんへのお便りは「今年でファンタシースターオンラインから数えて10周年ですが，田中さんはこれまでどのくらいの時間『ファンタシースター』シリーズをプレイされましたか？」というもの。田中さんは「3桁くらいです（笑）。けっこうな時間やってましたね。仕事の現場で，みんなに布教活動してましたよ」と，ゲーム好きな田中さんならでのコメントが飛び出した。


　続いては，ラジオでもお馴染みの「インフィニティ的 キズナ大賞」。今回はゲストの二人に，“絆”について聞いていた。
　斎藤さんは「収録初日は，自分のエミリアはこれで大丈夫かなって思うくらいうざいキャラクターを演じていたんですけど，話が進むにつれて，彼女の違う面が出てきて……どんどん好きになっていったんですね。ほかの人にも，最初は『エミリアうざい』って言われてたんですけど，ちょっと経ってからお会いすると『ごめん！　うざいって言って』って言ってくれるんです。その時は，皆さんとエミリアの絆が深まってるなって思いました」と，エミリアに対する思い出を語ってくれた。
　続いては田中さんの絆だ。田中さんは「以前，私がデザインさせてもらったダガーオブセラフィという武器があるんですけど，私一人では全然取れなかったんですよ。なので，友達に手伝ってもらって頑張ってたんです。取れたときはすごく嬉しくて，頑張ってくれたその友達との強い絆を感じましたね」というエピソードを話してくれた。

エミリア，カレン，デューマンとともに，カーネルおじさんがモンスターに挑む!?

　続いては出演者によるPSP2 インフィニティのデモプレイが行われた。田中さんはカレンで，斎藤さんはエミリアで，酒井氏は昨日発表されたばかりのカーネル・サンダースで，そして能登さんはデューマンでプレイを開始。

田中さんはカレンの，斎藤さんはエミリアのセリフをいいながらプレイするなど，ファンへのサービスも忘れない。ちなみにカーネルの武器は，どれを使ってもステッキになるとのこと。またプレイ中は，コラボレーションアイテムの「カロリーメイト」も登場。「使う」ではなく「食べる」というところにこだわりを感じる

　デモプレイ終了後は，先日発表された「ファンタシースターオンライン2」のプロモーションムービーが公開。また速報でもお伝えしたように，「ファンタシースターポータブル2 インフィニティ」の発売日が2011年2月24日に5040円（税込）で発売されることが発表された。さらに予約特典の詳細も明らかにされるなど，ファンにとっては実りの多いステージとなった。

PSP2のキャッチコピーを，出演者/来場者が振り付けとともに叫んでイベントを締めくくった