「モンスト」，配信10年間の国内累計収益が100億ドルを突破。Sensor Towerのレポートで明らかに

　さまざまなデータや分析環境を提供するSensor Towerは本日（2023年11月15日），MIXIが配信するスマートフォンアプリ「モンスターストライク」（以下，モンスト。iOS / Android）にフォーカスしたレポートを同社ブログで公開し，国内累計収益が100億ドルを突破したことを発表した。

※記事内の画像はSensor Towerのレポートより

10周年のモンストが日本累計収益100億ドルを突破、直近3年間でも半分は収益ランキング3位圏内をキープ

　2023年にサービス開始10周年を迎えたモンストは，フィールド上にいるキャラクターを敵に当てて倒していき，ステージクリアを目指す“ひっぱりハンティングRPG”を謳うタイトルだ。シングルプレイのほか，最大4人での協力プレイも楽しめる。

　本作は，香港や台湾など国外市場でもサービスが提供されているが，収益の大部分は日本市場によるものという。レポート内にある累計収益の推移を示したグラフでは右肩上がりで売上を伸ばしていることを確認できる。


　また，長期にわたってサービスが提供されているゲームアプリでは，2012年にリリースされたガンホー・オンライン・エンターテイメントの「パズル＆ドラゴンズ」がある。同作は10年間で60億ドル以上の累計収益を上げたとのこと。この数値はかなりの高水準となるが，モンストはその1.7倍以上のスコアを記録したという。

　さらに，モンストは直近3年（2020年10月11日から2023年10月10日まで）の日本のApp Storeにおけるトップ収益ランキングで10位以内にランクインした日数が962日，3位以内が563日，1位が245日となったという。
　こうした高い人気を維持し続けている理由には，適切なゲームのアップデートに加えて，「ガンダム」シリーズや「進撃の巨人」「東京リベンジャーズ」といった人気IPとのコラボレーションが指摘されている。


　なお，先述した直近3年間，国内におけるモバイルゲーム収益トップ5では，Cygamesの「ウマ娘 プリティーダービ」に次ぐ2位にランクインしている。以下にアニプレックスの「Fate/Grand Order」，KONAMIの「プロ野球スピリッツA」，ガンホーのパズドラが続く形だ。


　これら5作品でMAU（Monthly Active Users，月間アクティブユーザー数）を比較すると，モンストの平均MAUは580万を超えるという。毎年10月は周年イベントでグラフが大きく伸びており，それ以外の月も安定的にMAUを獲得しており，現在も多くのプレイヤーが楽しんでいることが分かるとしている。

「モンスターストライク」公式サイト

「モンスターストライク」ダウンロードページ

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