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今年のテーマは「パズドラクロス」。浅草サンバカーニバルにガンホーアミーゴスが5度めの参加!
5回めの参加となる今年のテーマは,先月発売された3DSソフト「パズドラクロス 神の章/龍の章」がテーマ。これにあわせて,パレードを先導するコミサンは龍喚士,メインダンサーはフードの付いたタマゾーとデビの衣装で舞い踊った。
ガンホーアミーゴスのスタートと同時に雨脚が強くなるという最悪のコンディションのなか,そんな天候を跳ね返すがごとく,熱く,華麗に舞った彼らの勇姿をお届けしよう。
約40分のパレードを終えたガンホーアミーゴスは,森下氏の「乾杯!」で始まった打ち上げで,互いの苦労をねぎらっていた。その合間に森下氏に合同インタビューをすることがができたので,その内容をお伝えしよう。
――お疲れさまでした! フロートの上で熱唱したりと,森下さんも大活躍でしたが,パレードを終えた今のお気持ちはいかがですか。
自分も意外と歌えるな,と思いました。
一同:(笑)
森下氏:
本当にどうなることかと不安だったんですよ。1人で(フロート)に登るのは心細かったんですが,晃(山岡 晃氏)が一緒に乗ってくれたんで助かりました。「ガンホーアミーゴス2016」の原曲の「New World」「ミラクルコンボ」は,僕が作詞,山岡が作曲と2人で一緒に作ったので,せっかくだからギターを弾いてくれとお願いしたんです。
――今年のテーマは「パズドラクロス」でしたが,これを選んだ理由はなんですか?
森下氏:
ゲームは7月に発売されましたが,もっと多くの人に知ってほしかったので「パズドラクロス」をテーマに選びました。
――昨年でサンバへの参加を止めるとのことでしたが,今年も参加したのは「パズドラクロス」をいろいろな人に知ってほしいからですか?
森下氏:
サンバは去年で終えて,今年は新しいことをやろうといろいろ模索していたんです。例えば,ねぶたとか,阿波踊りとか,よさこいとかに参加することも考えたんですが,社員のみんなが参加できて,周りの人も楽しんでもらえて……と考えたら,浅草サンバカーニバルが一番良いんじゃないかと参加を決めました。でも今回,僕らとしてはサンバをやったつもりはないんですよ。今年はチャンバだったんです。
――チャンバ?
森下氏:
歌を入れたり,踊りにもサンバだけじゃなくてヒップホップ的な要素を入れたり。あと「パズドラクロス」がテーマですから「クロスオン」のポーズも入れたりして,それをまとめたのが,チャンバっていう新しいジャンルなんです。
――新しいものへのチャレンジと,サンバを組み合わせて「チャンバ」ということなんですね。
森下氏:
そうそう,チャレンジとサンバ。そういうことにしましょう。
一同:(笑)
森下氏:
本当は昨年「サンバは止める」と言ったのに今年もやるとなったら,男に二言があったみたいで自分が負けたことになりそうで悔かったので,「今年はチャンバをやる」と言ったのが発端なんです(笑)。
――来年も浅草サンバカーニバルへ参加するんですか?
森下氏:
来年に参加するかどうかはまだ考えてませんが,参加するとしたら,また違うことやりたいですね。あと新曲の披露とか(笑)。サンバという舞台にしても,もっと何かチャレンジングなことをやりたいと思います。
――ありがとうございました。
「チャンバ」と聞いた社員の方々の混乱ぶりは察するにあまりあるが,何はともあれ今年もガンホーアミーゴスは浅草サンバカーニバルに出場し,会場を大いに盛り上げていた。来年もまた参加するかどうかは分からないが,今年は「止める」という言葉がなかったので,また何か新しい,そして面白いことをやってくれるに違いないと信じている。来年の夏,浅草で起こりそうな「新しい何か」に期待しよう。
といったところで,ガンホーアミーゴスの取材は終わったのだが,実は今回のガンホーアミーゴスに,ライターとして4Gamerなどで記事を執筆している馬波レイがバテリアとして参加していた。とくに記事をお願いしていたわけではなかったのだが,「参加者目線でお伝えしたい!」という熱い要望(?)と共に原稿が送られてきたので,せっかくだから紹介しよう。
バテリア(楽隊)に参加してみた! 隊列の中で体験したサンバをレポート
ども,ライター馬波レイです! 縁あってガンホーアミーゴスにバテリアとして加えていただいたので,中の人ならではの視点でのレポートを書かせてもらいます。バテリアというのは,打楽器隊のこと。太鼓などによって「♪ズンドンシャカシャカ」とド派手なリズムを奏でながら行進をする人達です。
パレード当日はあいにくの小雨模様でしたが,これまで猛練習を積んできたメンバーのテンションはそんなことで落ちるわけナシ! パレードが始まれば,楽曲にあわせて息のあったリズムを刻み,歌を高らかに歌い,ときには沿道のお客さんに手を振るなど,サンバならではの明るく楽しい空気を作り上げました。パレードは約40分をかけて浅草の街中を進むのですが,自分の感覚では「えっ,もう終わり!?」と思うほどにテンションがマックスとなっていたようです。
演奏の練習は本番の1か月以上前からスタート。楽器ごとの譜面を覚えるのはもちろん,パレードを想定してステップを踏みながらの演奏も |
バテリアで使われるのは,ちょっと見慣れぬ楽器群。大小さまざまな太鼓やシャカシャカしたリズムを刻む金属製楽器,そしてホイッスルとで構成されている |
パレードがスタートする直前の様子。メンバーは慣れたもので,楽しそうにリラックスしていた。トラックに積まれているのは楽曲を流す巨大スピーカー |
ゴール地点で森下社長の乗るフロート(山車)を迎えた瞬間の様子。この時点ではバテリアだけでの演奏となるので,僕らにとって一番の見せ場だ |
バテリアにはゲーム音楽に関わる作曲家も参加しました。パレード用楽曲のアレンジを担当した岩垂徳行氏に話をうかがったところ,「今年のテーマは“歌”。『パズドラクロス』の楽曲,NEW WORLDとミラクルコンボ,スマホ版パズドラの楽曲をメドレー形式にしました。森下社長が“チャレンジをさせたい”というので,昨年よりもテンポアップです!」とのこと。
それだけに演奏(とダンス)は難しかったですが,チーム一丸となってバッチリやり遂げました。さすがは皆さん,人を楽しませることが仕事のエンターテインメント業界人です!
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パズドラクロス 神の章
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