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クトゥルフ神話の世界観を再現したホラーアドベンチャー「Call of Cthulhu: The Official Video Game」の最新ライブデモが公開
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印刷2018/02/19 18:02

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クトゥルフ神話の世界観を再現したホラーアドベンチャー「Call of Cthulhu: The Official Video Game」の最新ライブデモが公開

 フランスのパブリッシャであるFocus Home Interactiveが開催した自社イベント「Le What's Next du Focus? 2018」にて,Cyanide Studioの新作「Call of Cthulhu: The Official Video Game」PC / PS4 / Xbox One)の最新ライブデモが公開された。


 H.P.Lovecraftの古典ホラー小説「クトゥルフの呼び声」,およびその背景であるクトゥルフ神話の世界観をベースにした「Call of Cthulhu: The Official Video Game」は,アメリカ北西部にある架空の孤島,ダークウォーター・アイランドが舞台となる。プレイヤーは第1次世界大戦の退役軍人であり,その後はボストンで私立探偵として活動していた主人公エドワード・ピアーズとなり,かつてこの朽ちつつある島の富豪であったホーキンス家に起きた奇怪な殺人事件を解き明かしながら,さまざまな怪奇現象と対峙していく。

「Call of Cthulhu: The Official Video Game」のリードゲームデザイナーであるJean-Marc Gueney氏
画像集 No.002のサムネイル画像 / クトゥルフ神話の世界観を再現したホラーアドベンチャー「Call of Cthulhu: The Official Video Game」の最新ライブデモが公開
 今回のデモは,エドワードがジェームス・フィッツロイという,いかにも海の男という風体の船長が運転する船で,ダークウォーター・アイランドに上陸するシーンからスタートした。
 開発を担当するCyanide Studioのリードゲームデザイナー,Jean-Marc Gueney氏の説明によると,このシーンは主人公のエドワードが,ホーキンス一族のサラ・ホーキンスが描いたという奇妙な絵画を手に,その事情を確かめるべく島にやってきたばかりのところであり,実際にゲームが始まった直後であるという。

 「Call of Cthulhu: The Official Video Game」では,プレイヤーキャラクターに4つの系統のスキルツリー,およびパークが存在している。スキルには会話で優位に立つ「Social」,クルーを探し出しやすくするための「Knowledge」,それぞれのクルーを繋ぎ合わせて謎解きをする「Profession」,そしてちょっとした殴り合いや恫喝に利用する「Physical」があって,これらを成長させることで,物語が進んでいく仕組みだ。

 さらに,今回のデモには含まれていないゲーム開始時点には,プレイヤーが自分のキャラクターの持つ恐怖症を設定する場面があるとか。Gueney氏によれば,選択できる恐怖症には「狭所恐怖症」「暗所恐怖症」,そして「死体恐怖症」の3つがあり,どれを選んだかによってプレイヤーは行動に制限を受ける。またテーブルトークRPG版でお馴染みのSAN値(正気度)も健在で,これを失うとめまいや幻覚が発生するとのことである。

 さて,エドワードが波止場に到着すると,とりあえずは情報収集のために酒場に向かった。酒場の前ではフィッツロイが壁に寄りかかっており,事務所にホーキンス家の資料があるからいつでも寄ってくれ,というようなことを説明される。しかし,酒場の中の現地の人達は余所者を受け付けないのか,いきなりカウンターに座っていた男が足元に唾を吐きかけたりするのだ。
 奥のテーブル席には,この漁村には不釣り合いな女性が座っており,エドワードのことなど眼中にないというような素振りで相手にもされない。筆者の記憶に間違いがなければ,彼女はgamescom 2017でのライブデモに登場した,ギャング団の棟梁である”キャット“という人物である。

 波止場の方角に戻ると,腹を噛み切られたようなオルカの死骸が打ち上げられており,島民達が「どんな動物がオルカを殺せるのか」という噂話をしている場所を通過することに。クトゥルフ神話について知っていると,なんとなく犯人(?)の想像がつくような気もするが,この段階ではまだ何も分からないようだ。
 この後,ホーキンス家の所有であったという第36番倉庫(Warehouse 36)に向かうが,このあたりからgamescom 2017のライブデモと内容が重複してくる。本稿では割愛するので,気になる人は先の記事を合わせて読んでみるといいだろう。

 制作発表からすでに2年が経過し,いよいよ発売が近づいてきた本作。残念ながら今回のイベントでもプレイアブル出展とはいかず,そこは少々残念ではあったものの,解説してくれたGueney氏によれば,リリースは2018年内で変更はないという。クトゥルフ神話ファンが思い描いていた雰囲気を見事に再現したタイトルだけに,自宅で遊べるのが今から楽しみだ。続報に期待しよう。

ライブデモを解説してくれた,リードレベルデザイナーのRomain Wiart(ロマン・ウィアー)氏(右)と,アソシエイトプロデューサーのDiane Quenet(ディアン・ケネ)氏
画像集 No.001のサムネイル画像 / クトゥルフ神話の世界観を再現したホラーアドベンチャー「Call of Cthulhu: The Official Video Game」の最新ライブデモが公開

「Call of Cthulhu: The Official Video Game」公式サイト

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