「Death Coming」がSXSWのGamer's Voice Awardsにノミネート。セールの実施も

Death Coming
配信元	メタップス	配信日	2018/02/05

＜以下，メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています＞

　2018年1月24日、中国のデベロッパー、Next Studioが開発したインディーゲーム『Death Coming（デスカミング、原題：死神来了）』が、マルチメディアの祭典、SXSW（サウス・バイ・サウスウエスト）で「ゲーマーズ・ボイス・アワード（Gamer's Voice Awards）」にノミネートされました。本作は非常に独創的なゲームで、プレイヤーの皆様から高い評価を得ています。このたび同賞にノミネートされたことは、中国のインディーゲームとして初の快挙です。『Death Coming』はただいまSteamで割引セール中（2月6日終了）です。どうぞお見逃しなく！！


【SXSW：確かなクオリティ】
　「ゲーマーズ・ボイス・アワード」は2013年に創設された賞で、今年で5年目になります。他のゲーム賞と比べて比較的歴史は浅いですが、これまでのSXSWの水準と評判のおかげで、候補作品のクオリティと審査基準は、ゲーム界のアカデミー賞と呼ばれるTGA（The Game Awards）に引けを取らないと言っても過言ではありません。


　例えば2017年度に、SXSWの「ビデオゲーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞したのは『アンチャーテッド海賊王と最後の秘宝』で、他に『オーバーウォッチ』、『タイタンフォール2』などがノミネートされました。またインディーゲーム『INSIDE』は、Steamプラットフォームで評判・売上ともに好調だったことから、デザイン部門（Excellence in Design）やアート部門（Excellence in Art）など複数の賞にノミネートされました。

【Death Coming：中国インディーゲームの鑑】
　中国のデベロッパー、Next Studioが開発したインディーゲーム『Death Coming』は、発売直後から大好評を博し、大人気タイトルとなりました。さらにSXSWの選考委員にも評価されたことは、意外にも思えますが、納得できることでもあります。


　『Death Coming』のグラフィックは十分に美しく、ステージ、アイテム、キャラクターのどれをとっても、8ビットゲームの中ではハイレベルと言えるでしょう。とくにキャラクターは、シンプルなゲームらしく、身体のパーツが球体でデザインされていて、非常にカワイらしい画風でありながら、実際の動きは非常に優れていて、さまざまなシーンでプレイヤーを楽しませてくれます。


　ゲーム内でプレイヤーは代理の死神となり、危険物を操作することによって、天使たちの制裁から逃れつつ、「不慮の事故」を起こします。この極めて独創的な遊び方により、『Death Coming』は発売されてすぐに、Steamで大きな売上を記録しました。現時点で早くも1476件のユーザーレビューを得ており、好評を博しています。


【SXSW：ITとトレンドの祭典】

　SXSWは1987年に誕生したイベントで、開催地のテキサス州がアメリカ南西部の最南端に位置するところから、ヒッチコックの有名な映画『北北西に進路を取れ（North by Northwest）』にちなんで、「サウス・バイ・サウスウエスト（South By Southwest）」、略称「SXSW」と名付けられました。

　SXSWはあらゆるものを網羅した、完全にクロスボーダーのフェスティバルです。ここでは音楽を楽しんだり、最新の映画を観たり、最新のデジタル製品を体験したり、またIT界のすごい人たちとビッグデータや、宇宙探査や、DNAシークエンシングなどについて討論できます。ひとことで言うなら、今の世界のトレンドでここに無いものは無いでしょう。もちろんそこには、今の時代の若者に最も愛される、コンピュータゲームも含まれます。

　『Death Coming』のプレイ方法、芸術スタイル、それにゲーム内に次々に現れるさまざまなユーモアや、隠されたイースター・エッグ……こうした全てが評価され、今回SXSWで「ゲーマーズ・ボイス・アワード」にノミネートされました。『Death Coming』はただいまSteamにて割引セール中（2月6日終了）です。この機会をどうぞお見逃しなく！

『Death Coming』Steamリンク
SXSW
Announcing the 2018 SXSW Gaming Gamer's Voice Award Nominees