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ファイトクラブ
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  • 発売日:2018/04/09
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
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印刷2018/01/27 15:01

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[EVO Japan]「ファイトクラブ」プレイレポート。誰でも攻防の読み合いが楽しめる,格闘ゲームの面白さを凝縮した作品

 2018年1月26日〜28日に開催中されるゲームイベント「EVO Japan 2018」。会場のポノスブースでは,今月初めに発表されたばかりで,現在はクローズドβテスト中のスマートフォン向けの新作アプリ「ファイトクラブ」iOS/Android)がプレイアブル出展されている。1人対1人の対戦型ゲームアプリとなる本作はどのようなゲームなのか,ブースの模様と共にお伝えしよう。

1月24日には,「メディアNo.1決定戦」が開催されているので,そちらの記事も合わせてチェックしてほしい
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「ファイトクラブ」の試遊ができるポノスブース
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「ファイトクラブ」公式サイト


試遊した参加者には,オリジナル缶バッチなどのノベルティがプレゼントされた
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 「ファイトクラブ」の操作は,かなりシンプルだ。ボタンやコマンドなどは用意されておらず,スマートフォンの画面の右側をタップすれば攻撃,左側をタップするとガードとなり,上半分をタップすると上段の攻撃やガード,下半分では下段の攻撃やガードが発生するという仕組みだ。
 また,長押しで攻撃するとガード不能のため攻撃が発生し,左側でスワイプするとバックステップできる。キャラクターの移動は完全に自動で行われるため,プレイヤーは攻防だけを考えればいいのだ。

 攻撃が当たると,相手のキャラクターが勢いよく吹っ飛んでいくが,それだけではダメージにならず,吹き飛ばされた相手が画面端にぶつかることで,初めてダメージを与えられる。「先に相手の体力を0にする」,または「試合終了時,相手よりもラインを押し上げている」ことが勝利条件だ。

ゲーム画面。画面下のアイコンの表情によって,残り体力を把握する
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中央の犬が,本作のマスコットキャラクター。タイムアップ時に勝敗の判定をしてくれるほか,ゲームのさまざまなところに姿を現す
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対戦の結果に応じて,ゲーム内通貨などの報酬が獲得できる
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 本作にはさまざまな装備アイテムが用意されており,武器,頭部,上半身,下半身,脚部の5か所にアイテムを付けることが可能だ。装備によってキャラクターの見た目が変化するほか,対戦に影響するさまざまなステータスが増減する。

 装備は,対戦などでもらえる「ボックス」から手に入るが,開封可能になるまで一定の時間がかかる。課金することで良い装備が出やすいボックスを入手することも可能だが,課金限定の装備などは用意されておらず,時間をかければ無課金でも同じアイテムを手に入れられるとのこと。

装備は,見た目も効果もさまざま。装備する武器を変えれば,リーチなども変わってくる
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装備を入手できる「ボックス」。表示されている時間が経過すると,ボックスを開封できるようになる
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 ゲームの内容は以上。ここからは,本作をプレイした印象お伝えしたい。

 「ファイトクラブ」は,格闘ゲームのエッセンスを抽出した作品という印象で,コマンドや移動などの要素を削り,プレイヤーは「攻防の駆け引き」を楽しむ。いかに相手に攻撃を当てるか,そして画面の端まで追い込めるかが重要で,その読み合いがかなりアツいのだ。

 基本的にキャラクターの動きはややもっさりしており,行動をキャンセルすることもできないため,「とりあえず連打」だけでは相手に簡単に対処されてしまう。ガードをし続けることもできないので,相手の攻撃にうまくタイミングを合わせなけれならない。
 と,このように,状況に合わせて適切な操作をしなければならないため,シンプルながら,かなり「格ゲーらしさ」が感じられるゲームになっているのだ。

ため攻撃は強力だが,判定が出るまでには数秒ほどの時間がかかる。それまで大きなスキをさらすことになるのに加え,ただ攻撃しただけでは簡単に避けられてしまうので,使用するタイミングが難しい
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 筆者がとくに重要だと感じたのが,「距離感」だ。本作は,攻撃を当てれば当てるほど有利になるというバランスだが,攻撃したあとのスキが大きいため,空振りはできるだけ避けたい。
 そのためプレイヤーは,「いかに確実に当てるか」ということに苦心する。相手との距離感を測り,相手の攻撃は可能な限り避けつつ,自分が攻撃できる距離まで近づくことが重要なポイントになるわけだ。まずは,使用する武器のリーチやスピードを理解して,有利な距離感(間合い)を把握することが,上達への道になるだろう。

リーチの長い武器なら,相手の攻撃が届かない距離から攻撃することで優位に立てる。ただし,リーチが短いほど攻撃スピードが速くなるので,懐に潜り込まれてしまわないように注意する必要がある
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 本作では駆け引きが重要だが,プレイヤーの腕前がそのまま勝敗に直結するわけではない。「ワンチャンある系」の対戦アクションゲームとしてデザインされているので,劣勢からの逆転や,上級者を相手に初心者が勝利する可能性なども用意されているのだ。

 例えば,ゲージを溜めた状態で,画面左上のアイコンをタップすると発動する「バースト」は,キャラクターを一定時間強化できる。発動中は移動速度が上昇するほか,攻撃が当たったときに相手を吹き飛ばす距離が長くなる。
 画面端に追い詰められたときに発動すれば,相手を吹き飛ばすことができるなど,バーストをうまく使いこなすことで,ワンチャンをものにできる。

 また,勝利条件の1つが「試合終了時,相手よりもラインを押し上げている」ことになっているのも面白い点だ。劣勢が続いていたとしても,最後に猛攻をかけてラインを半分以上押し返すことができれば,こちらの勝利になる。つまり,たとえ一方的な試合展開になったとしても,体力が0にならない限り,勝てるチャンスは常に存在しているのだ。

試合中は,声優の緑川優美さんが演じるキャラクター,「ハイボルテージさくら」が実況を行ってくれる。プレイヤーの行動に応じてさまざまなセリフをしゃべり,対戦を盛り上げてくれるのが楽しい
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 本作の魅力は,「誰でも手軽に,白熱した対戦を体験できる」ことにある。格闘ゲームに慣れていない人でも上級者に勝てるかもしれない,ワンチャンも用意されているので,ぜひ遊んほしい。

 最後に,「ファイトクラブ」のプロデューサーを務める板垣 護氏に少しだけ話を聞くことができたので,最後のその模様をお伝えしたい。


4Gamer
 本作のターゲットとしては,どういった層を想定していますか。

「ファイトクラブ」のプロデューサー,板垣 護氏
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板垣 護氏(以下,板垣氏)
 まずは,格闘ゲームが好きな人に遊んでほしいと思っています。とはいえ,本作は読み合いに特化した,格闘ゲームの本質的な面白さを凝縮した作品ですので,格闘ゲームをプレイしたことにないという女性やお子さんなど,幅広い層の人々にも楽しんでもらいたいですね。

4Gamer
 本作がうまくなるための秘訣は,どういうものでしょう。

板垣氏
 読み合いになると思いますね。操作が簡単なので,戦いながら対戦相手の癖を見きわめたり,相手の行動の裏をかくといった部分が重要です。プレイヤーの人には,読み合いで勝負してもらえたらなと思います。

4Gamer
 コンボなどはありますか。

板垣氏
 なくはないんですが,「隠し要素」という形です。見つけたら使えるかも,という感じですので,上級者にはぜひ探してほしいですね。

4Gamer
 最後に,ファンに向けたメッセージをお願いします。

板垣氏
 基本的に,たくさん練習すればうまくなるゲームなのですが,どんな人が相手でも勝てる可能性や負ける可能性が0ではないというシステムになっています。今後は,大会などをどんどん開催していく予定ですので,ぜひ参加してください。

4Gamer
 本日は,どうもありがとうございました。

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