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印刷2023/09/22 11:48

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[TGS2023]「機兵とドラゴン」は“面白くなったら配信”。安藤武博氏と森山 尋氏が手がける「運命共同体」をコンセプトとしたゲーム

 DONUTS GAMESは2023年9月21日,現在開発中のスマートフォン向けタイトル「機兵とドラゴン」iOS / Android)のmini記者発表を「東京ゲームショウ2023」の同社ブースにて開催した。

DONUTS GAMESのブース。「機兵とドラゴン」はビジュアルの出展のみとなった
画像集 No.001のサムネイル画像 / [TGS2023]「機兵とドラゴン」は“面白くなったら配信”。安藤武博氏と森山 尋氏が手がける「運命共同体」をコンセプトとしたゲーム

 ゲームクリエイターの安藤武博氏がプロデューサーに就任し,森山 尋氏が総指揮・ゲームデザインを担当する本作は,森山氏が過去に手がけてきた「城とドラゴン」「ドラゴンポーカー」「ドラゴンリーグ」といった,「ドラゴン」の名を冠する独創的なタイトルの精神性を受け継ぐ最新作として,現在開発が進められている。
 メインビジュアル以外の情報は明らかにされておらず,具体的なゲームシステムなども不明な本作についての話が聞けるということで,DONUTS GAMESのステージ前には多くの来場者が集まっていた。本稿ではその模様をレポートする。

本作のコンセプトワード「運命共同体」と書かれたTシャツを着て登場した安藤氏(左)と森山氏(右)
画像集 No.002のサムネイル画像 / [TGS2023]「機兵とドラゴン」は“面白くなったら配信”。安藤武博氏と森山 尋氏が手がける「運命共同体」をコンセプトとしたゲーム

 壇上には安藤氏と森山氏のほか,特別ゲストとして,ゲームクリエイターの升田貴文氏も登場。3人はかつて企画でゲームクリエイターのアイドルグループ(!)を結成し,コラボアプリも作ったことがある仲ということで,ゲストとして白羽の矢が立ったわけだ。トークでは安藤氏が升田氏に「一緒に作ろう!」と誘い「本作にネコが出てくるかもしれない」と発言したものの,森山氏は苦笑いしていた。

「ぼくとネコ」のTシャツを着て登場した升田氏(右)だったが,2人にTシャツを脱がされると,下に運命共同体のTシャツを着ていたというオチに
画像集 No.003のサムネイル画像 / [TGS2023]「機兵とドラゴン」は“面白くなったら配信”。安藤武博氏と森山 尋氏が手がける「運命共同体」をコンセプトとしたゲーム

 このイベントでは,スクリーンに表示された9枚のパネルからテーマを拾ってトークが繰り広げられた。筆頭となったのが,3人が着ているTシャツに書かれている「運命共同体」について。これは本作のコンセプトであり,森山氏がこれまで作ってきたものと同様,みんなで遊ぶと楽しいゲームになるという。安藤氏も,開発チームが集まって行う週1回のテストプレイで,時間を忘れて遊んでしまうほどの楽しさがあると話している。

画像集 No.004のサムネイル画像 / [TGS2023]「機兵とドラゴン」は“面白くなったら配信”。安藤武博氏と森山 尋氏が手がける「運命共同体」をコンセプトとしたゲーム

 このTGS直前に公開されたメインビジュアルについては,「ゲームのシチュエーションをそのままに感じてもらえるもの」と安藤氏。左側に見える「ウキシマ(浮島)」は,プレイヤーにとってのホームとなる存在で,画の通りゲームでは激しい戦いが展開されるそのこと。
 一方右に見えるのはメインキャラクターの「リニア」で,「機兵」の1人。ゲームではこの機兵を使った遊びが入るとのこと。森山氏のゲームとしては珍しく,ゲームのストーリーがしっかりと構築され,この機兵達にもそれぞれバックストーリーが設定されている。

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 このリニアをはじめとするキャラクター達の製作は,ゼロからの開発ということもあり,かなり大変だったとのこと。ただカワイイとかカッコイイというだけでなく,その姿を見たら「機兵とドラゴン」だと思ってもらえるような意識を持って,何度もリテイクを出して時間をかけて製作をしたという。
 そのキャラクター性はゲームと確実にリンクしていて,対戦格闘ゲームで新キャラが参戦したときのような,手に入れたときに新しい戦い方を開拓できるワクワク感が味わえるほどに作り込まれているそうだ。

 DONUTS GAMESのブースには,登場が決定している15人の機兵のイラストが展示されていて,彼らは何百人いる中の15人ではなく,プレイヤーが深く付き合っていく15人になるとのこと。
 ちなみにメインビジュアルに存在するリニアは,「天穂のサクナヒメ」などのキャラクターデザインなどで知られるイラストレーター村山竜大氏が手がけている。

リニアを中心に,15人の機兵達のビジュアルが並ぶ
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 本作は2021年4月に「ドラゴン(仮)」というタイトルで発表されたが,企画は2019年頃から始まっていて,開発にはすでに4年が費やされている。安藤氏は「2年で完成させたいと思っていた」そうだが,森山氏の「面白くなるまで出さない」という方針により,現在もまだ具体的なリリース日は発表されていない。
 「城とドラゴン」もバランス調整に1年をかけたそうで,本作も同様の作り方になっているとのこと。森山氏は「最後の数か月で大改造します」とも宣言していて,映像などに映り込んでいた少し前のゲーム画面はもう存在しないほどのアップデートがされているそうだ。

 プレスリリースなどに書かれていた「面白くなり次第すぐに配信予定」は,実際にその通りになりそうで,現時点でかなり面白くはなっているものの,森山氏はもう少し調整を加えたいとのこと。「現在は森山さんの“面白い待ち”状態ですが,それほど長くはお待ちいただかないと思う」と安藤氏は述べている。

画像集 No.007のサムネイル画像 / [TGS2023]「機兵とドラゴン」は“面白くなったら配信”。安藤武博氏と森山 尋氏が手がける「運命共同体」をコンセプトとしたゲーム

 最後に安藤氏は本作のテーマ曲について触れ,YouTubeで4桁万回再生されている楽曲を持っているアーティストと組んでいて,ゲームのとある部分だけにフォーカスしたテーマソングを作っているとのこと。さらにコラボレーション企画も準備中で,ゲームに合わせた一風変わったコラボを行うことも決定している。

 安藤氏は森山氏ととともに,「僕らはオリジナルで面白いゲームを作ることを大事にしています。有名なタイトルも大事だけど,新しいものが出てこないとゲーム業界は盛り上がらない」と熱弁。今回のブース出展も新しいタイトルをアピールするためのもので,この『機兵とドラゴン』というタイトルをこのブースで覚えて帰ってください!」と力強くアピールした。

 TGSのDONUTS GAMESブースでは,9月23日〜24日の一般公開日に,「機兵とドラゴン」の特製タオルとキャップを来場者に配布するとのこと。配布時間はランダムなので何度もブースに足を運んで手に入れていただきたい。

一般公開日にプレゼントされるロゴ入りのグッズ。リリースのあかつきには,さらに質のいいものを作って販売予定とのこと
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