手札を“分割”して受け渡す，独特な手触りのドラフトゲーム「グレートスプリット」が「ボードゲームアリーナ」で正式実装

　2024年2月12日，Asmodee Digitalが運営するオンラインボードゲームサイト「ボードゲームアリーナ」は，新規タイトルとして「The Great Split」（グレートスプリット）を，プレミア会員向けゲームとして正式実装した。

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— Board Game Arena (@BoardGameArena) February 12, 2024

　The Great Splitは，カードに描かれた宝石や美術品などを収集していくボードゲームだ。中心となるメカニズムは“カードドラフト”で，2〜7人でプレイ可能となっている。


　ラウンドが始まると，各プレイヤーには規定枚数のカードが配布されるが，その時点ではカードに描かれた資源（宝石などの資産）を獲得できない。まずは手札のカードを隣のプレイヤーに渡し，逆隣のプレイヤーから受け取った手札の中から使うカードを選ぶ必要がある。

　手札を受け渡す際には専用の封筒を使い，その中ではカードを2つのセットに分割できる。そして，封筒を受け取ったプレイヤーは，封筒の中から片方のセットを取り出して，残りを元のプレイヤーに返却しなければいけない。ここで初めて，受け取ったカードの効果を発揮できるのだ。


　あまり不平等な分割をしていると「弱いセット」が突き返されてしまうので，相手が悩むような分割を考えなければいけない。ラウンドが進むごとに，カードがプレイヤー間をゆるやかに渡り歩いていく，独特のプレイフィールが魅力的な作品だ。


　国内では，本作の日本語版にあたる「グレートスプリット：華麗なる分配」がホビージャパンから発売されている。

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