業界動向
カプコン・小野義徳氏が「ストV AE」のプロライセンス発行タイトル認定を受けての記事を公開。ストV AEのライセンス推薦選手21名も明らかに
合わせて同サイトでは,カプコンがストV AEのプレイヤーとして推薦するジャパン・eスポーツ・プロライセンス(関連記事)発行選手21名が明らかにされている(関連リンク)。
小野氏は記事の中で,JeSUのプロライセンス発行対象タイトルとしてストV AEが認定されたことを受けて,(JeSUと)協力体制を築いていきたいと考えていること,個人的には,ゲームをプレイすることやゲーム大会に参加することにライセンスは必要ないと思っていること,とはいえ他国と日本の状況は異なり,シーンが無秩序に盛り上がってしまうことで,そのままe-Sportsの火が消えてしまいかねないのではないかと危惧しており,決められたルールの中で健全に運営していくことで,e-Sportsの醸成の第一歩を踏み出すきっかけを設けてくれたと理解していることなどが綴られている。
また,新団体であるJeSUとの協議のなかで,コミュニティ,そして選手が取り組んでいたイベントや活動などを無視する内容ではないことが確認でき,カプコンU.S.A.主催で進めてきたCAPCOM Pro Tour(以下,CPT)の基本である「誰でも参加できる(オープン参加)」という理念を,日本の背景に沿った形で実現できる仕組みであるという事を感じられたという。
そのうえで,プロライセンス制度の開始以降も,CPTはこれまで同様に,プロライセンス保持者,非保持者にかかわらず誰でも参加できること,そして,CPTではないカプコン主催のイベントにも,招待制など特殊なイベントを除いて誰でも参加できること,ライセンス非保持の日本人に対しては日本のルールに則り賞金提供には上限が設定されるが,ライセンス保持者には日本のカプコンから問題なく賞金提供を行うことができるとしている。
選手推薦の基準は「CPT2017 100位以内の日本人選手」と設定したとのことで,対象者の22名のうち21名が,本施策に関して賛同したそうだ。推薦選手は,生ける伝説・ウメハラ選手や,EVO2017の“ストV”部門覇者・ときど選手を始め,実にそうそうたる顔ぶれとなっている。
ちなみに,プロライセンス制度への懸念を表明していたももち選手(CPT2017ランキング27位,関連リンク)の名前はない。
またプロライセンスの発行には手数料が必要となるが,“格闘ゲームコミュニティの活性化に多大な貢献をしてきてくれたプロゲーマーへのサポート”として,ライセンス新設年度(2018年2月〜2019年3月末日)で,発行に伴うJeSUへの費用については,その全額をカプコンにて負担するとのことである。
関連記事:
ストV AE e-Sports情報サイトの「JeSU認定のプロライセンス発行タイトルに認定されたことをうけて」ページ
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