Atari,フランスの名門ブランドInfogramesの復活を発表。ドタバタアクション「Totally Reliable Delivery Service」のIP買収も明らかに
Atariは,日本時間2024年4月24日,大きな存在感を発揮していたフランスの名門パブリッシャ,Inforgamesを新たなレーベルとして復活させると発表した。合わせて,tinyBuildが2020年に発売した「Totally Reliable Delivery Service」のIPを買収し,Infogramesがパブリッシングすることも明らかになった。
鉄道運送にフォーカスした新作都市建設シム「Sweet Transit」が日本語対応で正式リリース
パブリッシャのTeam 17は,都市建設シム「Sweet Transit」を正式リリースし,最新トレイラーを公開した。鉄道の路線網を構築して人とモノの流れを効率化し,古風な田舎町を大きな都市へ発展させていくという,鉄道運送にフォーカスしたゲームで,Steam Workshopにも対応している。
中世ヨーロッパ風世界で村を作ってサバイバルする本格派シム「Bellwright」のアーリーアクセス版が日本語対応でリリース
ポーランドのDonkey Crewが,村建設シム「Bellwright」のアーリーアクセス版をリリースし,ローンチトレイラーを公開した。王子殺しの濡れ衣を着せられて国外追放されていた主人公が,政治的混乱に陥った祖国に舞い戻って拠点を築き,陰謀を解き明かすという,仲間集め要素も楽しい作品になっている。
独特なアートワークが光る「Synergy」,アーリーアクセス版を5月22日にリリース。未知の惑星で共生を目指すシミュレーション
Goblinz Publishingは,Leikir Studioが開発する町作りシム「Synergy」のアーリーアクセス版を,日本時間2024年5月22日にリリースする。未知の惑星にやってきた集団を率いて,過酷な環境の中,住民たちの幸福と繁栄を目指す本作。メビウスにインスパイアされたというグラフィックスも魅力的な作品だ。
ターン制のローグライクな探索アドベンチャー「Sandwalkers」の最新デモを公開。荒廃した砂の世界で交易路を築くキャラバン隊の物語
Goblinz Publishingは,2024年第2四半期のリリースを予定している「Sandwalkers」の最新デモをSteamで公開中だ。災害で人々の交流が断たれた世界を舞台に,プレイヤーはキャラバン隊を率いてモンスターのあふれる砂漠を横断し,外交や交易の関係を築きつつ,新天地を求めて旅を続けていく。
古代中国を舞台にした「Chinese Frontiers」,2024年第3四半期にリリース。万里の長城を築く労働者集落で暮らすライフシム
PlayWayは,ライフシム「Chinese Frontiers」のリリースが,2024年第3四半期に決定したとアナウンスした。万里の長城を建設するための使役として駆り出された住民となり,インフラを整備したり,自給自足をしたり,外敵にも備えたりしながら,さまざまな仕事に従事してスキルアップをしていく。
Embracer Groupがボードゲームや版権管理,インディーゲームを担当する3つの会社に分社化へ。それぞれがスウェーデンで再上場を予定
経営再建中のEmbracer Groupが,Asmodee Group,Coffee Stain & Friends,Middle-earth Enterprises & Friendsという3つの会社に分社化し,それぞれがスウェーデンのNasdaq Stockholmに再上場する予定であることが発表された。取締役会と経営幹部により株主に提案され,承認されているという。
「StarCraft II」のデイヴィッド・キム氏ら率いるUncapped Gamesが開発者ビデオダイアリーを公開。新作でRTSのパラダイムシフトを目指す
「StarCraft II」シリーズなどの開発に携わった経験を持つデイヴィッド・キム氏ら率いるUncapped Gamesが,「RTSジャンルのパラダイムシフト」について語る開発者ビデオダイアリーを公開した。なお,開発中の新作タイトルのαテストが,近日中に行われる予定であることも明らかになった。
一挙手一投足のタイミングが重要。サムライ格闘ゲーム「Sclash」,コンシューマ機版を5月2日にリリース
Maximum Entertainmentは,「Sclash」のコンシューマ機版を2024年5月2日に発売するとアナウンスした。本作は,サムライの主人公が16ステージのクリアを目指す2D格闘アクションだ。シンプル操作で,相手との間合いやタイミングを見計らないながら,一撃必殺の緊張感あふれる戦いを楽しめる。
Access Accepted第791回:“ゲーマーゲート 2.0”勃発で露わになるゲーマーとゲーム業界の乖離
2024年に入ってから,アメリカを中心としたゲーマーコミュニティの間で話題になっているのが,性別・差別表現の是正について意見を異にする人々がぶつかり合う“ゲーマーゲート 2.0”だ。「DEI」と言われる最近のムーブメントを盾に,脚本や世界設定の修正を主な活動とするコンサルタント企業が,ゲームをダメなものにしていると集中砲火を浴びている。
無料のオープンβ版を公開した「Predecessor」が3週間で100万アカウントを獲得。「Paragon」のアセットを利用したMOBA
2024年3月28日に無料のオープンβ版をリリースしたMOBA「Predecessor」だが,配信開始から約3週間で100万アカウントの獲得に成功したという。サービス終了したEpic Gamesの「Paragon」の世界観を踏襲しつつ,5人のチームで3つのレーンの支配をかけて戦う三人称視点のゲームだ。
「Cities: Skylines II」の最新DLC「Beach Properties」について開発元が謝罪。ほとんどのDLCをSteamストアページから削除
Paradox InteractiveとColossal Orderは,「Cities: Skylines II」の最新DLC「Beach Properties」がSteamで非常に低い評価になっていることについて謝罪を行い,ほとんどのDLCを一時的にストアページから削除した。大きな期待の中でリリースされた都市建設シムだったが,批判の声が挙がっているようだ。
寿司店を経営するロボットのライフシム「Rolling Hills: Make Sushi, Make Friends」の発売が6月5日に決定。ロボットが見つけた居心地良い場所でゆったりと過ごそう
Humble Gamesは,Catch & Releaseが開発する「Rolling Hills: Make Sushi, Make Friends」を2024年6月5日にリリースすると発表し,トレイラーを公開した。プレイヤーは寿司店を経営するロボットとなり,村での仕事と生活を通して新しい友人を作り,彼らの人生をより良い方向に導いていく。
伝説的タイトルの精神的後継作品「FREE STARS: Children of Infinity」,クラウドファンディング開始初日に2倍以上の資金調達に成功
Pistol Shrimp Gamesが開発する新作「FREE STARS: Children of Infinity」のクラウドファンディングキャンペーンがスタートし,開始初日に目標額の2倍以上となる資金調達に成功した。本作は,1992年にリリースされた「Star Control II」の精神的後継作品となるアクションアドベンチャーだ。
「Frostpunk 2」,デラックス版予約者限定のβテストが本日開始。新たなゲームシステムを開発者が紹介するディープダイブ映像も公開
11 bit studiosは,サバイバルシム「Frostpunk 2」の予約受付を,Steamで開始した。これに合わせて,デラックスエディション予約者向けのβテストも実施されている。また,本作で導入される新システムを開発者が紹介するディープダイブ映像も公開された。
「Star Wars Outlaws」でジャバ・ザ・ハットと出会うためにシーズンパスは必要なし。海外メディアが報じる
ユービーアイソフトが2024年8月30日に発売を予定している「Star Wars Outlaws」で,ジャバ・ザ・ハットと出会うためにシーズンパスは必要のないことが明らかになった。ジャバ・ザ・ハットのシーズンパス限定ミッションがアナウンスされたことで,多くのメディアが誤報したものを訂正したことになる。
Access Accepted第790回:2K Games傘下となったGearboxの25年史
「ボーダーランズ」シリーズでお馴染みのGearboxは,今年で25周年を迎えた。先日,Take-Two Interactiveに売却されることが明らかになり,新作の開発にも拍車がかかりそうだ。そんなGearboxがこれまで辿ってきた歴史をまとめておこう。
ゲームショップとクラウドゲームのハイブリッドサービス「Shadow Game Store」始動
パリに本拠を置くShadowが,ゲームショップとクラウドゲームのハイブリッドサービス「Shadow Game Store」をローンチした。新旧のPC向けゲームソフトを販売すると同時に,PCやMac,スマホなどでアクセス可能なクラウドゲームのサブスクリプションサービスを展開している。
「キングダムカム・デリバランス」のWarhorse Studiosが,日本時間の4月19日に新作を発表
チェコのWarhorse Studiosが,日本時間2024年4月19日3:00に新作を発表すると公式Xアカウントで告知した。「魔法もドラゴンも出てこないリアルな中世ヨーロッパ」を描いた作品「キングダムカム・デリバランス」がリリースされてはすでに6年。今度はどのような作品が飛び出してくるのか,楽しみにしよう。
1997年の名作をリメイクした「Riven」。オリジナル版開発者のロビン・ミラー氏がサントラ制作に参加
1997年にリリースされた名作アドベンチャーゲーム「Riven」のリメイク版開発に,オリジナル版のクリエイターであるロビン・ミラー氏が参加し,サントラ制作を行っていることが明らかになった。兄のランド・ミラー氏,そしてリチャード・ヴァンダー・ウェンデ氏の3人が揃ってゲーム作りを行うのは27年ぶりだという。
無数のクリーチャーから城を守るタワーディフェンス系ストラテジー「Cataclismo」の最新トレイラー公開
Digital Sunが開発するタワーディフェンス系ストラテジー,「Cataclismo」の最新トレイラーが公開された。石材を1つ1つ積み重ねて城を作り,人々を異なる職種の兵士として訓練しつつ,夜な夜な大発生して襲ってくるクリーチャーたちから住民を守っていくという,遊び応えのありそうな作品だ。
「Botany Manor」,日本語対応で配信開始。希少な植物の種の自生環境を再現して発芽させていくパズルアドベンチャー
Whitehorn Gamesは,一人称視点型パズルアドベンチャー「Botany Manor」をリリースした。本作は,ヴィクトリア調のイギリス庭園を舞台に,世界各地で収集した希少な植物の種を,さまざまなヒントをもとに自生環境を再現して発芽させていくという,落ち着いた雰囲気のゲームとなっている。
ディズニーがEpic GamesやBlizzard,Ubisoftから幹部レベルの人材を受け入れ,ゲームビジネスを強化中
ディズニーが,ビデオゲーム部門の強化を行う目的で幹部レベルの人材雇用などを行ったことが明らかになった。元Blizzardのレイ・グレスコ氏,元Ubisoftのビョーン・トーンクイスト氏が新たに加入し,ビデオゲーム部門を率いてきたショーン・ショプトー氏は,同部門の副社長に就任するなどしている。
チート対策プログラムのアップデートで,「CoD:MWIII」と「CoD:Warzone」で2万7000アカウントがBANに
Activision Blizzardは,「Call of Duty」シリーズのチート対策プログラムRICOCHET Anti-Cheatをアップデートし,「CoD: MWIII」と「CoD:Warzone」で2万7000アカウントをBANしたことを明らかにした。このプログラムは完全には調整されておらず,今後は“BANの波”が押し寄せる可能性もあるという。
叫んだら負け。プレイヤーの叫びをマイクで感知するサバイバルホラー「SILENT BREATH」,アーリーアクセス版がSteamで配信開始
EXODIAC STUDIOSは,「SILENT BREATH」のアーリーアクセス版の配信をSteamで開始した。本作は,不気味だが美しい森で行方不明者を探索するサバイバルホラーゲームだ。突然現れるクリーチャーなどに驚いたプレイヤーの声をマイクで感知し,一定のボリュームに達するとゲームオーバーとなる。
新作RPG「New Arc Line」最新トレイラー公開。魔術とスチームパンクが融合した世界で,伝染病から家族を救うために奔走する主人公を描く
Fulqrum Publishingは,新作RPG「New Arc Line」の最新トレイラーを公開した。魔術とスチームパンクが融合し,エルフやオーク,ドワーフたちが共存する世界で,人々を襲う伝染病から家族を救うために奔走する主人公の姿を,暴力や人種差別,児童虐待などシリアスなテーマを織り交ぜて描く。
Access Accepted第789回:手法が変わりつつあるSteamでのゲームの売り方。アルゴリズムをよく理解してゲームをアピールするべき
数年にわたって手塩にかけて作り出したゲームなのに,Steamでの情報量が少なく,潜在的な消費者に向けてメッセージを届けられていないデベロッパが散見される。今回は「Steamのアルゴリズムを理解することで,より多くのゲーマーに情報が届きやすくなる」と説いた,GDC 2024のセッションを紹介したい。
“宝島”をベースにした新作タクティカルRPG「Flint: Treasure of Oblivion」発表。コミックスを使った演出とターンベースのゲームプレイに注目
Microidsは,フランスのSavage Levelが手がける「Flint: Treasure of Oblivion」を発表し,トレイラーを公開した。GDC 2024会期中,2024年Q4の発売が予定されている本作のライブデモと,開発チームによる説明を受けた。劇画のような2Dコミックスを活用した,ストーリー重視のタクティカルRPGだという。
Access Accepted第788回:コロナ禍以前のようになったGDC 2024。問題を乗り越えながら進み続けるゲーム業界
Game Developers Conferenceは,一時沈滞を強いられたが,今年は旧態復興を果たした一方で,リストラの嵐が吹きまくる業界の陰りも見え隠れした。しかし,情熱を燃やすクリエイターの姿に,業界の活力も垣間見えた。コロナ禍を乗り越え,新たなステージへと踏み出したGDC 2024の模様をレポートする。
[GDC 2024]アリ軍団を率いる超リアルなネイチャー系RTS「Empire of the Ants」のライブデモをチェック
GDC 2024会期中,Microidsは新作RTS「Empire of the Ants」のライブデモを一部メディア向けに公開した。パリ南部の森にあるアリの巣を舞台に,プレイヤーは蟻塚を拡大して軍団を強くし,周囲の巣を征服したり,危険な敵と対峙したりするという,ネイチャー系のリアルで美しいストラテジーゲームだ。
[GDC 2024]“スーパーインディー”たちが立ち上がる!ショーケースイベント「The Triple-i Initiative」の開催決定
著名なインディーデベロッパが一堂に会したイベント「The Triple-i Initiative」が発表された。第1回の配信は,日本時間2024年4月11日2:00を予定しているという。発起人となった,「Dead Cells」のEvil Empire,「Vampire Survivors」のPoncle,そして「Slay the Spire」のMega Critという豪華なメンバーに話を聞いた。
[GDC 2024]“砂の惑星”を生きのびるサバイバルMMO「Dune: Awakening」をGDC 2024で細かくチェックしてきた
GDC 2024の会期中,新作サバイバルMMO「Dune: Awakening」のデモをチェックした。映画作品も公開中のSF小説「デューン」をゲーム化したのは,「Conan Exiles」などで知られるFuncomだ。希少な水やスパイスを手に入れ,サンドバイクに跨ってミッションをこなしつつ,壮大な要塞を作っていく。
[GDC 2024]アーリーアクセス版のリリースに期待がかかる村建設サバイバルシム「Bellwright」について詳しく聞いてきた
ポーランドのDonkey Crewが開発中の村建設サバイバルシム「Bellwright」の最新ライブデモを,GDC 2024でチェックした。王家を復活させるため故郷に帰ってきた若き王族の奮闘を描く本作。72時間のプレイテストイベントも始まっており,アーリーアクセス版のリリースも近付いてきたようだ。
“バイオショック”らしさ満載の新作「Judas」の新情報公開。開発をリードするのは元Irrational Gamesのケン・レヴィン氏
Ghost Story Gamesが開発中の新作「Judas」の最新情報が公開された。宇宙船メイフラワー号からの脱出を図ろうとする女性ジュダスの物語を描く作品で,手のひらに装備したデバイスからパワーを放出したりなど,「バイオショック」の生みの親であるケン・レヴィン氏のワールドが炸裂しているようだ。
[GDC 2024]火災の中からすべての人を助け出せ! スピードランゲーム「Heat Division: Rescue Team」を紹介
GDC 2024のウルグアイパビリオンブースに,2DプラットフォームACT「Heat Division: Rescue Team」が展示されていた。本作は,火災で建物が炎に包まれる中,逃げ遅れたすべての人をいかに早く助け出せるかを競うスピードランゲームだ。タイムはリーダーズボードに掲示され,ほかのプレイヤーと競える。
[GDC 2024]巨人警官との会話を通して脱出を図る「Militsioner」を紹介。巨大な指で摘まみ上げられてきた
GDC 2024の前座イベントに,脱出シム「Militsioner」がプレイアブル展示されていた。雲を突き抜けるような高さの巨人警官が町の中心に座って監視を続ける中,見つからないようにしながら貴重品を盗んで売りさばいたり,巨大警官とコミュニケーションを取って隙を作ったりして,町からの脱出を図る。
[GDC 2024]モノクロ世界で展開するホラーADV「HORSES」を紹介。不気味な農場で14日間におよぶ奇妙な出来事を体験する
GDC 2024の前座イベントとして2024年3月17日に開催されたDay of the Devs: San Francisco Editionに,ホラーADV「HORSES」がプレイアブル展示されていた。夏休みの体験労働のために不気味な農場にやってきた主人公が,14日間におよぶ奇妙な出来事を体験していく。
[GDC 2024]海外初公開となった「Zero Lilium Bloom」を紹介。農業ライフシムの側面を持つオープンワールド型RPG
GDC 2024エキスポ会場のブラジルパビリオンに,オープンワールド型RPG「Zero Lilium Bloom」が出展されていた。人間文明の拡大により動物や植物を変異させる菌が浸食した世界で,プレイヤーはさまざまな食物を育てながら環境変化に対峙するという,農業ライフシムの側面を持つタイトルだ。
[GDC 2024]シュール過ぎて意味不明にも感じられるストーリーが展開するビジュアルノベル風ADV「Dome-King Cabbage」を遊んでみた
米国時間2024年3月17日に開催されたGDC 2024の前座イベントに,Cobysoft Joeが開発するPC向けビジュアルノベル風アドベンチャー「Dome-King Cabbage」のプレイアブルデモが展示されていた。シュール過ぎて意味不明にも感じられるストーリーは,果たしてどのように帰結していくのだろうか?
[GDC 2024]荒廃した世界で人類最後の砦を築け。スペインのDigital Sunによる新作タワーディフェンス系RTS「Cataclismo」をチェック
デベロッパのDigital Sunが,新作「Cataclismo」を,GDC 2024会場のスペインパビリオンに展示していたのでチェックした。クリーチャーの大量出現で荒廃した世界で,人類最後の拠点となる強固な城を築き,夜な夜な襲ってくる敵を撃退するという本作。2024年7月16日に日本語対応でリリースされる予定だ。
[GDC 2024]発売迫るトーマス・サラ氏の新作「Bulwark: Falconeer Chronicles」は,殺伐とした世界でゆったりと都市建設する不思議なゲーム
GDC 2024のUnityブースに,トーマス・サラ氏の新作「Bulwark: Falconeer Chronicles」が展示されていた。2020年の「The Falconeer」と世界を共有しつつ,ゆったり要塞建設を楽しむ不思議なゲームになっている。2024年3月26日の発売が迫る本作をサラ氏に紹介してもらったので,お伝えしよう。
[GDC 2024]NVIDIAやMicrosoftも協力を仰ぐキャラクター会話生成型AIシステム「Inworld」の最新デモ「The Quinn Ambassador」をテストしてみた
GDC 2024のエキスポフロアに,会話生成AIのミドルウェアを手がけるInworldのブースがあったので,展示されていた最新デモ「The Quinn Ambassador」を試した。以前のデモでは会話が成立しづらかったが,NVIDIA,Microsoft,Ubisoftといった企業との提携もあり,着実に進化しているようだ。
[GDC 2024]「Delta Force: Hawk Ops」はマルチプラットフォーム展開だが機種によらず楽しめる作品になる。開発メンバーに進捗を聞いた
Tencent傘下のTiMi Studio Groupが開発中の「Delta Force: Hawk Ops」について,開発状況を開発メンバーに聞いた。人気FPSシリーズの伝統を守りつつ,現代的にアレンジした本作はマルチプラットフォーム展開が予定されているが,機種によらず同じように楽しめるという。
[GDC 2024]クラシックゲームポストモーテム「STAR WARS: TIE Fighter」。レベルデザイナーという言葉がまだなかった時代の体験とは
1990年代にLucasArts Gamesからリリースされた「STAR WARS: X-Wing」シリーズの開発メンバーだったデイヴィッド・ウェスマン氏が,GDC 2024の基調講演を行い,1994年の「STAR WARS: TIE-Fighter」を振り返った。レベルデザイナーという言葉がない時代,ゲームはどのように作られたのだろうか。
[GDC 2024]スタイリッシュなアクションとデッキビルダーを融合した「Knights in Tight Spaces」,GDC会場でデモを公開
Raw Furyは,Ground Shatterが開発する新作「Knights in Tight Spaces」を発表し,GDC会場でメディア向けにプレイアブルデモを公開した。中世風の世界を舞台に,狭い場所で複数の敵と戦うというスタイリッシュな格闘アクションとデッキビルダーを融合した,ユニークなタイトルだ。
[GDC 2024]数々のデーモンと戦いながら名作への階段を上り詰めた「Baldur’s Gate 3」は,拡張パックもDLCも続編もナシ
GDC 2024の基調講演に「Baldur's Gate 3 」を開発したLarian Studiosのスヴェン・フィンケ氏が登壇した。GDC AwardsではGOTYに輝き,2023年度で最も輝かしい作品となった本作。壇上では6年分の開発秘話と,新作への意思が表明された。
[GDC 2024]間取りが変化し続ける邸宅を探索するパズルアドベンチャー「Blue Prince」の制作発表。GDC 2024会場でさっそくプレイしてみた
Raw Furyが制作を発表したばかりの新作「Blue Prince」をGDC 2024会場でプレイしたので,紹介したい。魔法のブループリントを手にしたプレイヤーが,大邸宅の間取りを自由にデザインしながら,さまざまなパズルを解いていくという,ジャンルにとらわれないユニークなゲーム体験が味わえる作品だ。
[GDC 2024]日本在住の奇才ルーカス・ポープ氏のPlaydate専用新作「Mars after Midnight」で感じた,キッチンヘルパーと顧客への敬愛
「Papers, Please」など独特の作風で知られるゲーム作家,Lucas Pope氏の最新作であるPlaydate専用シミュレータ「Mars after Midnight」を体験した。火星の食堂を切り盛りしていくというシンプルな“仕事シミュレータ”風の作品で,簡単操作でテキパキと仕事を続けたくなる,老若男女が楽しめるゲームだ。
[GDC 2024]「The Elder Scrolls: Arena」が誕生するまでのハチャメチャな道のり。TESシリーズの生みの親たちが語るポストモーテム
GDC 2024にて,今年で30周年を迎える「The Elder Scrolls: Arena」のポストモーテム(事後検証)が,ラフェイ氏とピーターソン氏により行われた。Bethesda Softworksの看板タイトルの一角をなすTESシリーズはどのように生まれたのか。“The Elder Scrollsの父”と称されることもある彼らが当時を回想した。
[GDC 2024]「もはやWarcraftは我々だけのものではない」人気IPの30年を振り返る
Blizzard Entertainmentの「ウォークラフト」の歩みを振り返るセッションがGDC 2024で行われた。「Warcraft: Orcs & Humans」に始まり,「World of Warcraft」「ハースストーン」などの作品に拡張されてきたシリーズは,「もはやBlizzardだけのものではない」という認識のもと育てられていくようだ。